黄色い電車に乗る日々

にせもののくまが駆け巡る

おのれぇぇぇぇぇ!

舞台見てきました。その感想。

プラデの感想は完成しませんでしたごめんなさい。
一旦書いたんだけどなんか納得いかなくてねぇ。


東京芸術劇場にて「おのれナポレオン」初日見てきましたー

じゅんくんは土曜のプレ公演見に行ったみたいね。いいなー知人。わたしがこのチケットを取るのにどれだけ苦労したかを朗々と語ってやろうかこのやろう。
つかまじこのチケット取るの大変だったんですよ。わたしは野田作品が好きなのでちょこちょこ見に行くんですが、普段の野田演出作品の比じゃないくらい当たんないの。
いつも2個くらい先行申しこめばたいがい当たるのにもう今回落選の嵐。三谷と野田の相乗効果怖い。と思いながら取ったチケットでございます。

あ、野田さんとじゅんくんの関係は年末のぼくらの時代をご覧くださいってナニソレ過去映像w
あと白夜の女騎士は野田さんの作品だぬー戯曲持ってるぬー現在絶版だぬー
次の野田作品はえいた出るね。チラシもらってきた。じゅんくん見に行くんだろうなって思いながらわたしも絶対行くけど。


というわけで前振り長かったですが、感想文。かつネタバレ。
上演時間:休憩なしの2時間20分。
ちょっと舞台の形が変わってる。
横に広いステージがあるわけではなく、左右の袖あたりにも客を入れて、
真ん中に細長いステージがあって、その左右の客の脇からキャストが出てきたりする。
背景は屋敷の壁。真ん中に扉があってそこから出入りが出来る。
基本的に場面はすべて屋内。
セットはシンプルで、椅子とベットとチェスの台とステージ後方にピアノがあるくらい。


話は1840年のパリからはじまる。
ナポレオンの主治医アントンマルキ役の今井さんがナポレオンの死の真相に疑問を持ったセントヘレナ島出身の医学生ビクトールを出迎え、ビクトールに
お茶をすすめながら1815年のナポレオンの死に際について語りはじめる。
ビクトールはナポレオンの副官モントロン役の山本さん、その妻でナポレオンの愛人のアルヴィーヌ役の天海さんにも同様にナポレオンの死に際のことを尋ね、
3人が同じステージの上で別の場所にいながらも交互に、ビクトールに飲み物をすすめながらセントヘレナ島の思い出を語り続ける。
最後に内野さん演じるセントヘレナ島の総督であったハドソン・ロウにもビクトールは同様のことを尋ねる。
ロウもまたビクトールにお茶をすすめ、セントヘレナ島での日々を語り始める。

場面は1815年のセントヘレナ島に移る。
ナポレオンを訪ねたロウは、浅利くん演じるナポレオンの忠実な従者マルシャンに上着を預け、ナポレオンの所在を尋ねるが彼はロウの問いかけには答えず去っていく。


とまじめに書こうとしたのですが、1815年と1840年がころころ入れ替わるし、場面展開も文章にしづらいので、やめることにします。
あ、ちなみにビクトールは誰か役者さんがいるわけじゃないです。
ビクトールに語りかけるというテイで皆さん演技してます。
関連記事のリンクを勝手に貼っておきましょう。記事消えたらごめんね。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20130409-OYT8T00930.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2013040502000143.html

実は三谷作品を見るのが初めてなものでどんなんなんだろうなーと思いながら見てました。
で、おもしろかったです。
あらすじとかも全然見てなかったのでどんなのか想像もしてなかったんですが、笑わせるとこあり、あ!そうだったのかと
驚かせるところあり、いろいろな要素が組み合わさって飽きないお話でした。
三谷作品にしては珍しいところがいくつかあったようなのですが、ドラマや映画でしか知らないので、それに驚くこともなく、
それも野田作品にはよくあるようなことばかりだったので、あぁとっても野田さんのために書かれた本だわと思いながら見ていました。
うん、すごいそれは思ったなぁ。
よい作品か悪い作品かはわからないけど、わたしはおもしろかった。筋もわかりやすいのでとっかかりやすいと思うし。
そして野田さん=ナポレオンのラスボス感がはんぱなかったっす。まじで。圧倒的な存在感でした。

もう1回くらい見たいなー当日券をどっかで狙うかビューイング見に行くか悩ましいね。
ビューイングってどうなんだろう。定点カメラなんだろうか。ちょっと疑問。

パンフレットを買ったのですけど、チェスのルールとか書いてあった。ちゃんと読むの楽しみ。

そんなこんなで有意義な時間でした。
次はMIWAのチケット取りがんばろーなんかすごそうな予感。
フライヤーは古田新太と池田さんの写りがだいぶきもかったw